三人家族が出来るまで。

 

2008年10月02日(木) 18週4日目(通算130日目)。

Tea for Three.

結婚から日付が経ってからも私ら夫婦はずっと二人だったので、このままで年老いていくのだと思っていました。
少なくとも、将来の夢は「二人で縁側でお茶を飲むこと」だったわけです。
猫など撫でながらね。

実は、世の中のヒトビトには誤解されているかもしれませんが、別に、子供が嫌いだったり、ずっとアルコンに行き続けるためだったり、二人で遊び続けるために、ずっと二人でいたわけではないのです。
意外?
まぁ、いいや。

その、二人きりの期間が長くなればなるほど、「もう一人が増えないこと」は別に苦痛でもなくなってきたし、まぁ、それでいいかと。

確かに、最初から数年は、齢を取ったヒトビトに「まだ?」と聞かれ、「いつまでも二人で遊んでいるからだ」のようなことも言われ、かなり頭にはきましたが、流石に年数が経つと、誰もそんなことを言わなくなり。
(こういうのは何ハラスメントというんだろうか? ま、仕方ないかー。)

あくまでも、二人で生活することが基本ではありましたが、その他の部分はオプション。
そういう意味では「授かり物」でした。
出来たらそれでいいし。
出来なかったら仕方ないし。
そんな感じでした。

人手を借りて、「子を成す」というかたも世の中にはいらっしゃいます。
それは否定しません。
子供が欲しいかたにとっては、確かにそれしか道がない感じすらしてきます。
我が家も、これでもかなり悩みました。
ただ、我が家の場合は、それをしようとはしませんでした。
単に、私が「人手が介入すること」がどうもしっくりこなかったんです。
その我が儘が、結婚から12年、二人きりの生活を続けることを作ったのかもしれませんが。

それでも。
40歳が目前になってきて、そろそろ一度ぐらいはそういうのもアリなんかな、という気になってきて。
病院も調べて、じゃあ来年にでも、と思えるようになってきていました。
覚悟を決めるまで何年かかったんだろう。
自分らもそうだけど、親も歳取ってきたし。

それが。
人手を借りる前に、こんな記録を綴る事態になってしまいました。
わかってから3ヶ月以上が経過して、かなり腹も出てきました。

私と亭主が縁側でお茶を飲む頃にはまだ若過ぎるかもしれないけれど、どうにかもう一人増えそうな感じです。

お茶を三人で。

そうなったら素晴らしいなぁと思いつつ、「はてな」からブログを移すのを機に、ブログのタイトルをこういうタイトルにしました、とさ。