忘れないうちに、自分の帝王切開の話を書いておこうと思います。
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2/7朝。
「めざましどようび」の「どようびのにゃんこ」を布団の中で見ておりました。
今回クローズアップされた猫はマンチカンという脚の短い猫。
それを見つつ、自分の腹を撫でつつ。
腹の中身は、検診のたびに「頭が大きく脚が短い」と言われつづけておりました。
で、脚の短いマンチカンを見つつ、思うところがあったわけで。(苦笑)
「どようびのにゃんこ」が終わって、さて朝食の用意をするべと起き上がったとき。
腹の中を軽く蹴られたような。
なんかこう変な感じが。
丸いものがぽこんと出て、はじけたような。
…何かが出たような。
慌ててトイレに行ったら、下着が濡れていて。
「破水かよ!」
色々なことから、少しは早くなるんじゃないかと思ってはいたけれど、でも早すぎるし。
半信半疑。
トイレから出て、まだ布団の中にいた亭主に破水したかも?と伝えると、とりあえず産科に電話しろと言われ。
産科に電話すると、しばらく様子を見ろと言われ。
…しばらくってどのくらいかよ?と思いつつ、生理用のナプキンをあてたままなるだけそろそろと行動していましたが…。
それでもちょろちょろと羊水らしきものが出てくることはあるし。
なのに腹の中身は私の腹を内側から蹴るし。
とりあえず、階下の実母には破水したらしいことを伝え、ひょっとしたら今日中に入院するかもね~、なんて話をしたり。
に、しても、早いし。
予定より3週以上。
翌日から臨月だったんだけどなぁ。
実はこの日、実妹が帰宅していて。
理由は私が取ったBARBEE BOYSのチケットの受け取り。
私が病院に行っても大丈夫なように用意している間、夜勤明けで自室で寝てまして。
…起きてくれなきゃチケット渡せない+チケット代貰えない。
いざとなったら実母に受け渡しをお願いするか、とか考えたり。
11時半になり、再度産科に電話。
状況を伝えると「一度検査しましょう」という話になり、産科に行くことに。
実妹は、実母に12時に起こしてと言って寝ていたことがわかったので、少し早いと思いつつも声をかけたら、まだ12時になってないと怒られたり。
いやいや、でも破水したっぽいから病院行くからよ、と言うと、かなり驚かれ。
チケットを渡し、代金を回収して、じゃあねと別れ。
亭主の運転で産科に行ったところ、土曜日の産科は超満員。
そんな中、他の人の順番をすっ飛ばして診察台へ。
カーテンの向こうで先生が困ったように唸るのが聞こえたり。
さらに、診察室でのエコー検査。
頭のサイズと脚のサイズをはかり、鼓動も確認。
結果。
間違いなく破水しているけれど、骨盤に頭が全然入り込んでいないプカプカと浮いた状態とのこと。
普通なら、骨盤に頭が陥入して、あとは子宮口を押し広げて、ということになるんだけれど、骨盤にはまってないということは、子宮口も開いていないということでもあり、なので陣痛もない。
なのに、破水だけはしている。
どうやら子宮の上のほうで破水しているからちょろちょろと羊水が流れ出ているようで。
陣痛を待つとしても感染症が怖い。
さらに私はそこそこの高齢で初産。
帝王切開を提案され、断る理由が無いのでお願いすることに。
スタッフを集め、夕方ぐらいに手術することが決定。
診察室を出て、耳たぶで血の止まり具合を調べる検査をしたり、心電図をとったり、病室に移動してからは腹の中身の心音モニターをつけたり、手術で切るあたりを中心に剃毛されたり。
準備はどんどん進んでいくものの、突然手術が決まった本人の心の準備は全くできず。
いやいや、まさか、8時半に破水して、半日経たないうちに出産になるなんて!
心音モニターつけられながら、10日に助産師外来ではじめてモニターをつける予定だったなぁと思ったりも。
またこの日は出かける予定があったんだよなぁと思いつつも、でも出先で破水するよりはマシだったかなぁとか思い直したり。
色々なことがぐるぐると。
そんな最中に、広島と周南のe+のプレオーダーはしっかり申し込んだり。
待ち時間、何もしないのは退屈だし、間が持たないのでブログ更新したり。
15時半頃、病室を出て、手術室の手前にある部屋に移動。
そこで左腕に点滴の針を刺され…るも、うまく入らず(しかも激痛!)、右腕に刺しなおされたり。
助産師さんや看護師さんとあれこれ色々話したり。
手術自体は17時開始。
(続く。)