ここまでの10年間、サイトを作るのに専門書をぽつぽつ買って、それなりに役立てて来ましたが、最近はあまりそういう本が必要ではなくなってきました。
新しい情報はウェブのほうが圧倒的に早い。
リファレンスの本さえあれば応用が利く。
何よりも、サンプルのスクリプトが収録してあるCD等が不要になったという事も一因。
(サンプルになりそうな物はウェブから落とすため。)
実例を挙げるなら。
MTの解説本なんて、当のMTのバージョンがバンバンあがると、どんどん使えなくなってくる。
PHPもPerlもバージョンはあがっているし、CGIのサンプルは処理が冗長に思える物も少なくない。
(CGIが吐き出すHTMLが古すぎて、そのままでは全く使いづらい場合もある。)
Apacheの解説本も、Win95や98に入れて使うタイプの物が多いし。
(いや、Win2000でも使えますけどね、当のApacheやActivePerlが古いという話も。)
今回の荷物整理で、こういう本も処分するなり倉庫に入れるなりするべと本棚から出してきたら、本棚がすっからかんになってしまいました。(笑)
棚に残ったのはPerlのリファレンス、PHPのリファレンス、JavaScriptのリファレンス(実はこれは現時点で当落線上。JavaScript、使わないから)、PHP5.0+MySQL5.0の解説本、cssのリファレンス、MTの解説本、Apacheのコマンド集、などなど。
今後、再び増える事があるんかなぁ。
しかし、そんなにゴリゴリと新しいことを本を買ってまでやるかは疑問だし。
最近の傾向として、何か「やりたい!」と思ったことは、いつも本が出る前なので、本を買う事もないし。
ま、買わないに越したことはないような気もするけど。
散財しなくて済むからね。