で、その定期健診の時、ロビーで開始待ちに見ていたテレビで阪神の震災から12年というニュースをやっていて。
当時生まれた子供でも12歳。
小学校を卒業しちゃうですよ。
そういえば、会社で一緒に働いていたバイトちゃん達(20~24歳)も、地震のことははっきり覚えていなかったなぁ。
(彼・彼女らは小渕さんが「平成」と書いた紙を出した会見のこともよく知りません。)
当時すでに大人だった自分にしてみれば、12年経って、干支が一回りしようとも、テレビの向こうの火柱や倒壊した建物群に受けた恐怖は残っています。
さっき、以前の日記を見返してみると、ちょうど2年前の日記に以下のような文が。
去年の秋には新潟で、また年が明ける前にスマトラ沖で大きな地震があったからということもありますが、年が明けてからこっち、日本でも地震があるかもよ、という感じの特番も多く。自分はそういう時にはどうするんだろうなぁと漠然と。
福岡は地震はないもんねー、なんて言えないんだよね、ホントは。
でも、なんも考えてないんだよね、ヤバいなぁ。
そして、その2ヶ月後、福岡で地震が…。
日本の何処で起こってもおかしくないという危機感は持っていなければいけないですね。
そういう危機感は、12年前のあの地震がなければきっと誰も持っていなかったわけで。
もうあんな被害を出さないこと。
自分も周囲も、ですが。
知らない世代には事実も対策も継承・伝承していく。
それらが最大の祈りになるんだろうと思う、12年目の今夜です。