びくでん家主2号・アーの日記。
たいしたことを書くとは思われない。(なんだかなー。)
アルフィーファンサイトなのにTHE ALFEEネタは少ないかも。(…。)

 

2005年05月04日(水)

いのち。

また今月も駄目だったか~、などと思いつつも、月に一度の腹痛にのた打ち回りながら、自分の子供を殺した親や中絶のニュースを聞く。
気持ちが悪い。

せっかくの命を勿体無いと思う。
殺すくらいならくれと切実に思う。
事情は色々あるんだろうけど、そんなものにはかまってられない。
本当に「勿体無い」と思う。


捨てられた子猫を拾った人が、新たな飼い主を求めるブログを目にしつつ、息も絶え絶えで横たわるうちの老猫に目をやる。

老猫はガンだという。
乳腺に出来た腫瘍が、下腹部(足周辺)と肺に転移しているという。
最近では呼吸が苦しそうだ。
下腹部の腫瘍が腸を圧迫しているせいで、先月からは自主的に排泄できず、食欲もない。
獣医が言うには、もう手の施しようがないらしい。

今年の正月にはもちもちと太っていた老猫は、ここ1ヶ月でその体内の貯蓄を使い切ってしまい、見る影もない。
日に日に弱っていき、足元がおぼつかない。

私とは13年ほどの付き合いとなる15歳以上の老猫。
いつかは別れがくるのは分かっている。
「猫」ではあるが、ペットではなく家族なのだ。
今まで2匹の猫と別れてきたが、その2匹との別れも悲しかった。
家族との別れだ。慣れる物ではない。

せめて、実妹が帰ってくる7日までは命を繋げて欲しいと願う。
(本当はずっと居て欲しいのだが、それが無理なのは分かっている。)


細い糸のように辛うじて繋がっている命。
宿すことの叶わぬ命。
誰かの勝手な思いに、あっけなく捨てられる命。
絶たれる命。

調子が悪いときだからより一層考えがまとまらず、ぐるぐると目が回る。
色々と考えると吐き気がする。

ただ、「命」という物に、妙にセンシティヴになっているだけのような気もするが。