職場のテレビでは高校野球が1日中流れています。
第2試合。
熊本工が東北のダルビッシュにやられ。
しかもノーヒットノーラン。
12人目だそうで。
「じゃあ11人目って誰?」
職場で繰り広げられるそんな会話。
…ネットって便利。
11人目は10年ぐらい前のことだったそうで、しかもそのときは選抜二人目の完全試合だったそうな。
(その選手、今は東芝にいます。)
じゃあ、夏の方は?
調べてみたら、現・西武ライオンズの松坂大輔投手でした。
夏の甲子園でノーヒットノーランは22人(23度=2回やった人がいるので)。
夏は完全試合はないらしい。
そこんとこ、やはり夏の大会は違うんかな。
ちなみにこの22人の中に王貞治投手がいらっしゃってびっくり。
しかも、ノーヒットノーランで11回まで投げたらしい。
これは最長記録らしい。
…ずっとお互い、点が入らなかったんだねぇ…。
さて、さっき22人で23度と書きましたが。
昭和14年に準決勝・決勝と連投でどちらもノーヒットノーランという投手がいたそうで。
今、何してるんだろ?と調べてみると……。
旧制中学の和歌山県立海草中等学校(現向陽高等学校)在学中、
当時中学2年にしてノーヒットノーランを記録した嶋清一投手は、
中学卒業後明治大学に進学し、東京六大学リーグで活躍。
しかし3年後、学徒動員によって海軍予備学生として出陣、昭和20年6月にインドシナ半島沖の海戦で戦死。
…ちょっと淋しい感じのする記録でした。(合掌)