現在の業界に入るきっかけとなった会社があって、
そこは現在の会社の親会社のような所なんですが、
(うちの会社的にはあちらは関連企業ということなんですが、
会社の規模から言うとどう考えてもあちらは親企業かと。)
そこが先日、私の家の近くにある社屋から移転。
今年の春に出来たばかりのヘンな形のビル街の一角に収まりました。
亭主が本日当直なので、久々にバスに乗って旧社屋の前を通過すると、
「移転しました」の大きな張り紙がしてあり、
いつも昼夜問わず明かりが煌々としていた社屋は真っ暗で、
完全移転後たった数日にして、そこは廃墟のような感じさえしました。
スロープを上がった搬入口を兼ねた2階には、重機の姿も。
道路拡張工事があることも決まっており、移転後速やかに解体するとは聞いていましたが。
実は、その会社を辞める時にゴタゴタしましたし、
そこの会社にいる人々の異常なまでのプライドや、
人間を動かすということに対しての考え、
また、親会社と関連企業の軋轢等々…。
思い出すのはムカつく思い出ばかりなんで、
正直な所、自分に、その会社への愛着がそこまであるとは思っていなかったんですけど、
廃墟一歩手前のその社屋はあまりにも淋しくて。
色々言っても、子供の頃から近所にあって、しかも通勤したところで、
様々な面で子供の頃よりお世話になっている所ですんで、
まぁ、恨みつらみはあっても、こんな感情になるなんてなぁ、と。
その会社の、本来の機能はとうの昔に小倉の端から博多駅の前に移っていて、
ここ数年は形ばかりの九州地区の総本山だったんですけどね、
九州に進出してからずっと腰をおろしていたその地を離れ、
アヤシゲなビル群の一角に移って、より一層の発展をお祈りしております。
(…社交辞令?>自分。)
ところで、うちの会社。
そのアヤシゲなビル街に移転するという噂が、ビルのオープン前からあって。
っていうか、関連会社の多くがその会社から
「テナントとして入らんかね?」と声をかけられて移転し、
現在、高いテナント料を払っているそうな。
うちの会社は他の関連よりはやや立場が強いし、
その割にはビンボーなので断るでしょ?と社内ではそういう話していたんですが、
半年ぐらい前に某取締役が移転要請を断ったと話しているのを
ワタシ、偶然聞いちまいましたよ。(苦笑)
でも、現在、まだ空きフロア、たくさんあるそうですよ、そのビル。
どうなんでしょうかね、移転するんでしょうかねぇ?
テナント料が下がった頃に入るんでは?という噂もあったりして。(笑)