びくでん家主2号・アーの日記。
たいしたことを書くとは思われない。(なんだかなー。)
アルフィーファンサイトなのにTHE ALFEEネタは少ないかも。(…。)

 

2001年10月23日(火)

包丁とパソコン。

実父は調理師。
地元の調理師学校の講師もやっていたりするんですが、
講師をやっていない時は、実はデスクワークをしています。

いや、正確には、デスクワークをするようになったのは、今年4月から。
それまでは某企業の保養施設のようなところで料理を作っていましたが、
その施設がなくなっちゃったんで、そのまんま来年の今頃迎える定年まで
そこの企業でデスクワークをすることに。

そんな人が、毎日スーツを着て出勤するようになりました。
最初は大変でした。
だって、料理以外の仕事はしたことないんだから。
58歳にして新入社員状態。
毎日がボヤきの連続でした。

そんな実父が、会社から「この紙、捨てといて」と紙の束を持って帰ってくるようになりました。
実母はそれをメモ紙にするために広げます。

今日、その作業を見ていると、パソコンで出力した大きな文字が並ぶ紙が目に付いたんで
母親に見せてもらうと、それは「てにおは」とか「、。」とかがめちゃくちゃな、
父親が打った調理師学校の入学式用の挨拶文でした。

この挨拶文は、パソコンの入力練習にしてるんだと母親が教えてくれました。
自分で考えて入力しているんで、本当にもうめちゃくちゃ。
でも、春まではパソコンも触ったことが無く、日々ボヤいていた人の文章とは!

絶句。びっくり。

元々、負けず嫌いの根性の人で、
それで講師もやっちゃう位の調理師になった人。

春の卒業式・入学式までには自分で打った挨拶文で挨拶できるようになれば良いんだけど。
…ま、多分できるでしょう、この調子だと。

とにかく、あと1年ちょっとで定年。
そうしたら、元の調理師に戻れるし。
頑張ってほしいなぁと思ってみたり。