昭和44年に生まれた私はその方のご活躍を直接目にしたことはないのですが。
今年の1月までいた職場のおじ様がたにとっては「少年時代の憧れ」のかただったようで。
そのかたの、当時のご活躍の話をする時はみんな、子供のような表情をしておられました。
みんなの憧れのヒーロー、だったんだと思います。
当時の職場には、仕事柄、その「ヒーロー」とやりとりのある上司がいましたが、そのかたと電話をするときだけは、いつもだらりんとしている上司も、背筋を伸ばして、緊張気味に携帯を握っておりました。
そんなことを、数日前に訃報を聞いたときに思いだしておりました。
神様、仏様、稲尾様。
そういえば、同じ職場に、「和久」という名前のかたもいたなぁ。
そのかたの名前を付けたかたは、きっと稲尾さんから取ったんでしょうね。
本日、デアゴスティーニの「昭和タイムズ・7号」を購入。
(こういうシリーズ物を買うのは非常に珍しいのですが。)
昭和33年のことを記した今号は、「西鉄ライオンズ 奇跡の日本一」が特集されておりました。
偶然でしょうけど。
つくづく、稲尾さんの記録の大きさを、読みながら知りました。