死刑廃止の思想を持つことは別にいいけどね。
(個人の主義主張でしょうから。)
死刑肯定・死刑反対、人それぞれの思惑はあるだろうし。
当時18歳の死刑適応はあかんやろ、という観点だけで弁護するんならまだ理解できるが、死刑廃止のプロパガンダに使うための弁護なら理解に苦しむ。
…藤子F不二夫さんも草葉の陰でしぶーい顔をしているような。
(っていうか、子供向けのファンタジーをあの場に持ち出すのはどうかね。)
私は、死刑制度についてそれなりの自分の考えを持っている。(詳細は割愛するけど。)
弁護士さん達も私以上のレベルでの考えを持ってのことだろう。
でもどうなかな。
弁護するのは仕事だろうけど、ああいう子供じみた言い訳を植え付けるのはどうなんかね。
明らかに、以前の裁判で提出された証拠の手紙や自白とは違いすぎる。
それは、正義なんだろうか。
それに、ああいうメチャメチャな論理を持ち出すのが死刑廃止の立場に立った弁護士さんだということだとすると、今は「死刑って良いのか悪いのかわかんなーい」なノンポリな人でも、あんな弁護士さんの信念には共感しづらいんじゃないかと思うけどね。
この裁判のニュースを目にするたびに重い気持ちになる。
憤りも覚える。
被告のための裁判であるだろうけど、遺族のための裁判でもある。
全員が納得の裁判なんてありえないだろうけど、遺族には幸せになって欲しいと思う。
これ以上苦しんで欲しくないし、苦しませないで欲しいなと思う。