びくでん家主2号・アーの日記。
たいしたことを書くとは思われない。(なんだかなー。)
アルフィーファンサイトなのにTHE ALFEEネタは少ないかも。(…。)

 

2006年05月25日(木)

耳鼻科。

朝から耳鼻科に行ってきました。
アレルギー鼻炎持ちの宿命です。
でもこれでも去年と比べて薬は減ったんですよ。

そのF耳鼻科のシステムは、受付に診察券を出すと番号札をもらい、番号順に会計前の待合室から診察室に近い「中待合い」へ通されるのというもので、受付後はずっと番号で呼ばれます。(銀行のようなものを想像して下さい。)
個人情報保護法の遵守を徹底した病院です。

さて、F耳鼻科にはお子さんたちが沢山おみえです。
私の前の整理番号のかたもお子さんで、そのお子さん、中待合いに通される時点で泣きそうになっていました。

そのお子さんの診察の番が来ると、次は私がところてん式に中待合いに通されるわけですが、中待合いに入った途端、診察室から先ほどのお子さんの壮絶な鳴き声が。

耳か鼻か喉か、どの部分の病気で来院されているのかは存じませんが、例えば耳なら、鼓膜を突き破って脳みそを掻き出されているような、喉なら内臓を引っ張り出されているような、そんな壮絶な鳴き声でした。
その間、母親がなだめる声は聞こえど、先生は黙々と処置をされているようで。

私の場合、子供の頃から病院に行くことが多く、近所にあった今は廃業していてもう無いS耳鼻科へは「少年サンデー」見たさに通っていました。
鼻を洗われるのはイヤでしたが、でも吸入薬の甘いような苦いような味は好きでしたし、病院から帰ると、夏場はカルピス、冬場はミロが待っていました。
そんなわけで病院好き、という多少世の中の感覚とはズレた子供だったので、耳鼻科で泣くことは無かったのですが…。
(念のため母親に聞いてみましたが、物心つく前から病院では泣かなかったそうです。)

そういえば、子供の頃通っていたS耳鼻科と比べて「子供を泣かせない工夫」が今通っているF耳鼻科にはないような気がします。
S耳鼻科には診察台の上に「サトちゃん」や「サトコちゃん」、「ケロヨン」などの薬屋さん関係の人形たちが並んでいました。
また、泣いている子供を笑わせたり、楽しませたり、そんな技を沢山持っていた先生でした。

一方、今のF耳鼻科の先生にはどうやらそういうそぶりはありません。
(中待合いから診察室は見えないので、音声のみで推測。)
先生個々人の性格にもよるものでしょうけれど、子供達だけではなく、大人である自分に対しても、ビジネス的に「片付けて」いるのかなとF耳鼻科の先生を見ながら思います。

また、どのお医者さんもみな同じくF耳鼻科の先生のようにビジネスライクだとは思いませんけどね。(そうじゃない先生も沢山知ってますし。)
それに、実際のところ、なだめるのは保護者に任せて、先生は治療をどんどんすすめた方が効率いいのかもしれないし、「恐い先生」が泣いている子供に何を言っても同じなのかもしれませんが。
(そのあたりは先生個々人の方針ということでしょうか。)

そんなわけで、一人一人に時間をかける余裕がない→効率よくさばく→ビジネス的になる という図式が、少なくともF耳鼻科では出来ているような気もしますが、そういうビジネス的な病院ばかり通うはめになっているお子さん達は、身体の不調を感じるとひょいひょいと病院に行って、どの病院に行っても処方箋を出す調剤薬局さんを固定で決めていて、薬剤師さんと仲良くなるような、私のような大人には育たないだろうなぁと思います。


なんとなく病院批判、医者批判チックなので、フォローも少々。

実はよく行く内科の先生は昔行っていたS耳鼻科のようなフレンドリーな先生ご夫婦のいる病院です。
(以前ホクナリンテープを処方してくれたお医者さんね。)
一人一人時間をかけるので待ち時間が多少長いのが困りものですが、それでも細かく患者さん達を把握されていますし、後々のフォローを大切にしてらっしゃいます。
どうやら往診もされているようで、自分の住む地域に密着した病院のような気がします。

そういう昔ながらの病院もまだあるんだよ、ということで。

ちなみに旦那さん先生は幸ちゃん似。(笑)
多分幸ちゃんが一般の人(酒屋のあんちゃん?)だったらこんな感じに年をとるのかもしれない、って感じで。(多分40代だけど。)


余談ですが。
病院にかかるなら、ビジネスライクでも何でも、とりあえず町医者にかかるようにしたほうが良いようです。
大きな病院は初診料が町医者より幾らか高いです。
待ち時間は長く、代金は高いじゃツラいですからね。
それで、町医者ではなく高度な検査や検査が必要になった時に初めて紹介状を書いて貰って大きな病院に行くようにしましょう。
最近では「病診連携」(大きな病院と町の診療所が連携すること)が進んでいますから、そういう事をしても町医者に対して全然失礼になりませんし、かえって大きな病院にも町医者にも喜ばれます。
(亭主のウケウリ。)