車でふらりと「日向神(ひゅうがみ)ダム」というところに。
ここは福岡県南部、大分県との県境も近い所にあるダムで、少し前のニュースで貯水率が0%になったと言われていたところ。
ここの水は工業用水や農業用水に使われているので、ここが0%になったからと言って、すぐに断水になるという所でもないのですが、「貯水率0%」という言葉と、下流を守るため普段は放水しない「死水」というものを放流しているという言葉が非常に気になり…。
火事場見物のやじうまのような気もしましたが、普段、水を贅沢に使っている自分にとって「0%」というモノがどうしても想像つかず、出かけてみました。
高速を使っても2時間近くかかったその場で、目の前に広がったのは、ダムなのに川のせせらぎが聞こえ、茶色い湖底がひび割れる深い谷でした。
本当に水がなかったです。
水不足、雨不足というのはこういう物だとつくづく。
県南部の水のことは、北部に住む私には直接的には関係ないんだけど、(そして北部より南部が水不足に陥りやすいのは今に始まった事ではないんだけど、)雨が降らない今年の梅雨は尋常ではないし、明日は我が身、水を本当に大切に使わねばと思った次第です。
※福岡県南部の飲料水に使われる水はまだあるそうです。
それでも一部のダムからの取水制限は始まっているようですし、これもいつまで持つかは分かりません。
日向神ダムの後、ダムをスルーして大分県へ。
かつて「中津江村」と呼ばれていた「日田市」へ。(市町村合併ですね。)
日向神ダムのある黒木町からは矢部村を通過してその先になります。
カメルーン坂とかカメルーン通りとか見ましたよ。
鯛生というところにあるカメルーン代表がキャンプをした施設も覗いてきました。
こんなに遠くでキャンプやったんだなぁとつくづく。
芝は非常に綺麗でした。さすがに手入れが行き届いている感じでした。