びくでん家主2号・アーの日記。
たいしたことを書くとは思われない。(なんだかなー。)
アルフィーファンサイトなのにTHE ALFEEネタは少ないかも。(…。)

 

2004年09月26日(日)

本物を見る機会。

北九州市内でJリーグの公式戦が行われる機会は殆どないんです。
いつも福岡の「博多の森球技場」というところで行われます。
それが、今日、本城陸上競技場というところで、アビスパvsサンガの試合が行われ、普段はこういうカードを見ることはないんですが、チケットを頂いたこともあり、行きました。
(普段は、vs横浜FC戦には行きますけどね。)

試合開始直前に会場のメインスタンドに上がったら、人がいるわ、いるわ、いるわ…。
地元のサッカー少年団みたいなのが山盛りいるわけです。
で、サンガ側のスタンドがちょこっと空いていたので、そこに座りまして。
ちょうどゴールラインの延長線上あたり。

横では、とあるサッカー少年団の引率の方々が弁当をモリモリ喰って、ビールをガブガブ呑んで。
うーん、野球観戦みたいだなと。(苦笑)

この時点ではこの位の感想だったわけですが。

試合が始まり、引率の方は普通に見てたんですが、引率される子供らが、かなりすごい。
カラになったペットボトルをポコポコ叩きながら、バックスタンドのサポーターのコールを真似て叫んでいて。
試合よりも、叫ぶことが面白い感じで。
最初はアビスパの選手の名前を叫んでいたけど、どうやら後のほうはその場にいた同じサッカーチームの友達の名前を叫んでいたっぽい。
(アビスパの選手の名前を知らないので、確実にそうだとは言えないんだけど。)
明らかに周囲の顰蹙を買っているんだけど、引率も注意しないし。
アビスパの応援してるっぽいんだけど、アビスパの選手のPKに、指笛吹いてるし。

で、結局、後半30分ほど経過したあたりで、引率の方々、「最後までいたら混むから」とか言いながら、子供ら連れて、試合やってるのに、お帰りになってしまいました

…何の為にきたのだと?
アビスパ、その時点で3-1で負けてたからっていうのもあるかもしんないけど、混むからって理由で帰るな!
最後まで試合見んかーい!

折角、地元で本物のサッカーを見る機会だったのになぁ、惜しい。

サンガが3点目を入れたら帰る人、多かったもんなぁ。
みんな、惜しいぞ!

で、そこのサッカー少年団がごっそりと帰った後、その向こうにも別のサッカー少年団がいたことが判明。
そこは試合を見ていました。

野球でもサッカーでも、本物を見る機会っていうのは大切だと思うんだがねー。
テレビではない、実況の無い、全体が見れる機会。

最後まで見ていた子供らには「サッカーを見た」という記憶が残るけれど、騒いでいた子供らには「会場で騒いだ」という記憶しか残らないのかも、とは亭主の談。
引率者の素質の問題とかもあるのかもしれないけれど、何にしても勿体無いと。

今日、サッカーを見た子供の中に、アビスパに入るんだ!とかサッカー選手になるんだ!とか、そういう夢を新たに見始めた子が何人いるんかなぁとか。
そういうことも思ってみたり。