土曜日の仕事。
終盤が超忙しいことを除けば、それまではまったりとヒマなんで、大学生のバイトちゃんたちと色々な話をしたり。
ちょうど、新聞に「21グラム」という映画のことが載っていて、
バイトちゃんが「21グラムって魂の重さなんだってー」とか話していて、
「どうやって計ったんだろう?」とか言っているもんだから、やや薀蓄をたれてみる。
いや、実際にはその重さが21グラムだったかどうかは覚えてないんだけど、
昔、死にそうな誰かをハカリつきのベッドで計って、死んだ瞬間何グラムか減ったんだと。
その重さが魂の重さ?とかいう話で、それが21グラムなんかも。
大学生、気持ち悪がる。
そういう気持ち悪い系の話はいっぱいストックがある。(笑)
例えば。
人間は頭を切り離されてから何秒間か意識があるか、とか。
(ギロチンで首を切られた人が、切り落とされてから何回かまばたきをしていたという話。)
鍼治療は、そのツボを見つけるまで何人もの囚人が犠牲になっているらしい、とか。
(囚人を使った人体実験が昔々あったらしい。
で、利くツボ、利かないところ=ただ痛いところ、逆にヤバいツボなどを見つけた模様。)
時期の早い怪談と言われましたけど、多分、人間がやったことは怪談よりも怖いぞ。
と、これとは全く関係ないけど、
他に「怖い」と「恐い」の違いとかも話したっけ。
「怖い」は心理的な恐怖、「恐い」は身体の危険が伴う恐怖。
怪談は「怖い」で、猛獣は「恐い」わけです。
怪談は「怖い」けど、恐ろしいことをする人間って生き物は「恐い」かもね。