びくでん家主2号・アーの日記。
たいしたことを書くとは思われない。(なんだかなー。)
アルフィーファンサイトなのにTHE ALFEEネタは少ないかも。(…。)

 

2002年10月16日(水)

今日はオタク話二つ。しかも長い。

今日はアニメ「サイボーグ009」の話と、SONICTEAMさんのRPG「Phantasy Star Online」の話です。
その二つしかしません。
興味のない方には本当に意味のない日記で申し訳ないですが、ま、「日記」ってそんなモンでしょ?(笑)

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この前の日曜日に「サイボーグ009」の放送が終わりまして。
続きはOVAになるとかいう噂もちらほらと。
で、子供の頃(昭和54年頃)に見た「サイボーグ009(通称・新ゼロ)」も、来年の春頃DVDになるそうで。
…作家は亡くなっても、作品は生き続けるのだなぁと。

今回の「009(通称・平成版)」は原作にすごく忠実で、また、それ故出てくる不都合な点は全て、本当に巧くつじつまを合わせていました。
(「つじつま」というと悪い印象がありますね。でもそうではなくて。)
元々原作は私が生まれるより前、ベトナム戦争の頃に描き始められた物で、ベトナムが舞台の話もあるんですが、それはアフリカが舞台の話になっていました。
004(アルベルト・ハインリヒ=全身武器だらけの人)は恋人と共に東ベルリンから西ベルリンに逃げる時に全身に傷を追い、それで黒い幽霊団(ブラックゴースト)に改造されたんですが(ちなみに恋人ヒルダはこの時死亡)、それを今持ち出すと、ドイツが統一された今、不都合が出てくる。
で、001~004は冷戦の真っ只中に改造され、その後、機械部分と生体部分の拒絶反応が出て、長い間凍結されていたことになっていました。
拒絶反応の問題がクリアされてから00ナンバーサイボーグ計画が再開し、再び005(G・ジュニア)から改造が始まって…、というのがつじつまあわせ。
…あー、「G・ジュニア」というのもつじつまあわせかなぁ。
元々「ジェロニモJr」と石森さんに命名されたインディアン(モヒカン族)の彼は、元々「ジェロニモ」というのはアパッチ族の英雄の名前なので、モヒカン族の彼の名前ではおかしいということで、平成版では「G・ジュニア」だって。
(それを言うなら「張々湖」はどうよ?姓が「張」はいいとして、名前が「々湖」はおかしいって。)

ま、色々あるけど、0013の話もあったし、ミュートスもあったし、結晶時間も、クビクロも、機々械々も、未来都市も、「ジョー、君はどこに~?」もあったし。
(個人的には好きなエピソードはまだありますが。)
かなり満足でした。
最後のエピソードがどうやらOVAになってしまうことを除けば。
…最後2話分のスペースにむりやり「序章」だけ突っ込むよりも、間に他の話を2話分入れて、最後が「ジョー、君は~?」でも良かったのでは?
…まぁ、それはそれなりに困るか…。(書きながら思い直し。)

で。
Hi8にTV放送・最終回分を録画中に、それを狙ったようにHi8、壊れるし。
…うーん。
東映チャンネルで新ゼロ始まったら恨んでやる…。
(ってか、新ゼロはDVDになったら買うのでは?>自分)

話は変わって。
(えー、ここから009の話ではなく、PSOの話です。)

某柑橘嬢のサイトを見て、Flashも見ました。
私は柑橘嬢と違ってPSOをオンでやったことのある、いわば、ラグオルに降りたことも、船(サーバ)に繋いだこともあるハンターズの一人なので、ちょっと見ていて重いFlashだったわけですが。

ネットの中って、基本的に人間関係が希薄だと思うんですね。
(そこはそれ、基本的に文字のみのコミュニケーションだからね。
 希薄じゃなくなるようにするための手段がオフだったり、個別にメールすることだったりとそんな風に思っているんですけどね。)
ラグオルにいますとね、会話も色々とありますし、助け合いつつ行動するんで、通常のネットや、ゲームの常識からすると、「目から鱗」的な出来事がいっぱいあるんです。
私も色々と貰いましたし、色々とあげました。
今のLVじゃ弱い装備を欲しがっているLVの人とか絶対にいるし(しかもそれがレアもんでも、そんなにたくさん後生大事に取っておくわけにもいかない)、自分もそうしてもらってきたので、どこかで返していくわけです。
メセタ(お金)も「もう持てないからあげる!」なんて。
そういうのって、現実世界ではあんまりないだろうし、普通のネットでもありえないことなのに、ゲームの中の「仮想現実」の中ではそういうのが当たり前に存在して。
いやー、こいつは凄いぞ!と、単純に。
ギルカ(=ギルドカード。名刺みたいなもんかな)も50枚ぐらいもらったかなぁ?
ラグオルに友達がいなかった私でもこの程度。
(私の場合、潜るのが昼間だったので、かなり空いていた)

ある日。
昼間に潜っていて、仲良くなった人がいて、一緒にDFを倒して、記念写真取って、さぁ、パイオニア2、ってところで一人の方がやってきて、「あぁ、すみません、今DF終わりました~」と書いたらフリーズ。
乱入してきたその人にデータの改ざんを受けて、NPCの一人「キリーク」にされてしまいました。
(一緒にいた人は「ノル」にされていた。)
対処法(即座にDCの蓋開けて、データの書き込みを防ぐ)を知らなくて、私のLV100overのキャラ「orb」(ハニュエール)はいなくなってしまいました。
LV200のマグ「アプラサス」と「マダムのアマガサ」と共に。

Ship1では外国人のチーターが乱入OKの部屋に出没して、その部屋のキャラのデータ改ざんといういたずらをやっていると、その後、キリークになったorbが、チェックルームに預けていて難を逃れたアイテムを
別キャラ(直後に新しく作ったorb)に移動している最中、移動に付き合ってくれた方々から聞きました。
通常、Ship2とか4とかに出入りしているのに、この日に限ってShip1に行った私。
泣くに泣けないし。

もう一度最初からって、なんかもう絶望的で。
そのとき、アイテム移動に付き合ってくれたその人たちが、S4の鎧と、ゴッド/マインドを4つ、MIND200のマグ「ソニチ」を貸してくれて、その上テクニックのディスクもどんどんくれて、「よかったら、これ使って。ディスクはあげるから」と。
その場でテクニックを使えるだけ使って。余ったディスクは再びチェックに預けて。
Sランク武器のニードルを貰って。
その方々が昔使っていたS4の鎧とか、LV低くても使えるレアな盾とか、マテリアルもいっぱいもらって。
あぁ、もうありがたいなぁと。
そのときは本当に嬉しかったなぁ。

…でも、潜る時間も無くなって、ライセンスも切れて(いや、更新しようと思えば出来るんだけど)、DCの電源入れることも無くなって。
何よりも怖いのが、またNPCのデータに改ざんされたら…ということで。
アル中さんで、一緒に潜ってくれる人がいないかなぁと思ってみたりもしましたが、少なくともDCではもう潜らないのかも、とか。
(自分、改ざんがやはり怖いらしい。)
Ep1&2も実は家にあって、これのキャラは
「orb」(ハニュエール)
「RayMay」(レイマール)=黎明。そのまんま「夜明け」。
「Dawn」(フォーマー)=英語で「夜明け」
「Aube」(ヒューキャシール)=これも「夜明け」だね。
なんだけど、全然やってないし。(全部Normalのままだし。DFまで行ってないし。)
ver2の時は「JULIET」というフォニュエールと「GLINT BEAT」というレイキャシールもいましたが…。

アイテムくれた人に義理を欠いているような気もしたり。
今でも「orb」のギルカを検索している人もいるのかなぁとか思ったり。
あの時「ノル」にされた人はどうしてるかなぁ?とか思ったりも。

とある方が申しました。
「PSOは最強のRPGだ。以上。」
…確かにそう思うんですわ。
ディアブロとかやったことないし、ましてリネージュはやる気ないし(プレーヤーの存在する相手を殺すのはいかんでしょう、と思っている)、普通の家庭用ゲーム機でのRPG(FFとかDQとか)には想像の出来ない世界で。
(あ、FFのネットってどうなんだろう?しかし、ネットONLYはあまりにも面白くないような気が…。)
回線のあちら側でしか味わえない感情や体験がいっぱいあって。
それらには感謝することもいっぱいあるんだけど、でも、やっぱり現実にはどうしても逆らえず。
やることもいっぱいある。ラグオルに降りてる場合じゃないというのもあるし。

ただ、SONICTEAMさんによるとDC版サーバは最後の1隻になっても残すそうなので、いつかはまたね、という気もあったり。
貴重な体験をさせてくれた最強のRPGだから、余暇があればいずれね。
(自分に余暇があるのかどうかが疑問ですが。)