(今日はマンガの話です。)
「誰でもピカソ」で石森章太郎さんの特集をやっていた。
009を放送している局なので、かもしれないが、
見ながら、自分にとっては手塚さんよりも石森さんの方の存在が大きいのだなと
思ってみたり。
手塚さんのもので、真剣に読んだのは「火の鳥」。
他には「虹色インコ」「MW」「アドルフに告ぐ」など。
「火の鳥」が完結しなかったのは残念だと思う。
石森さん(あ、私にとっては「石ノ森」さんではないのだ。)は
正直なところ、009ぐらいしか読んでいない。
でも、009は本当によく読んだ。
「ミュートス・サイボーグ編」とか「ザ・ディープ・スペース編」とかは好きでした。
(ディープ~はアニメにしごたえありそう…ってか、するのか?)
漫画ではないところ(特撮とか)でもよく知っている。
実写ではゴレンジャー、仮面ライダー、キカイダー、ロボコン、
アニメではロボっこビートン、星の子チョビン。
ドラマの「HOTEL」の原作も石森さん。
子供の頃から、触れる断面は多かったし、
自分にとっては「火の鳥」の未完よりも、「009」の未完の方が痛かった。
そんなことを、番組見ながら思い出してみたり。
で。
アニメでは009、最終章までするそうですが…。
どうなるんでしょうね、プロットしかない最終章。
二人の息子に残した遺言が、009最終章のプロットを形にすることだったそうな。
長男・小野寺丈(=俳優)には文章化を、次男・小野寺章(=石森プロ社長)には映像化を、
それぞれ遺言に、ってことだったそうですが。
どんなラストになるんだろうなぁ、と。
今回の009は、原作のニュアンスに忠実に作ってあって、満足です。
ジェットがジョーに「どこに落ちたい?」と1話から口走った時には
もう鳥肌モンでしたわよ。
(「どこに落ちたい?」は原作ではとても重要な台詞なのです。)
うーん、そうは言っていても。
原作にやや忠実ではなくても、1979年放送の009も見たいなぁ。
(実は009を読むきっかけになったのは、この子供の頃見たアニメであった。)
スカパーでやってくんないかなぁ。