Vitzでん。
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2006年01月27日(金)
リヤワイパー倒立化。
いやー、こりゃ大変でした。
所要時間10分とか30分とかいうのをあちこちのサイトで見てたんで、たかをくくってましたが、みなさん多分男性なのよねー。
自分の非力さ(笑)を思い知りました。
用意する物
・内張剥がし
・10mmのソケットレンチ
・10mmのメガネレンチ
・+ドライバー
・KURE 5-56
・汚れてもいい服装
・軍手
・汚れてもいい布(ウエス)
・位置決め用にビニールテープかマスキングテープ
尚、この作業はSCP10の後期Vitzでの作業ですので、前期VitzやSCP90のVitzでは手順が違うかもしれません。
ご利用は慎重に。
あと、同じ型のVitzにおいても作業は自己責任ってヤツです、はい。
ではいきましょう。
ここでまず位置決めをしておきます。
(しなくてもいいかもしれんけど一応。)
窓を塗らして、リヤワイパーを動かします。
そして、一番端にブレードがたどるところに印を付けます。
マスキングテープが見あたらなかったので黒いビニールテープで印付け。
見づらいですが。
ワイパーアーム根元のキャップを90度持ち上げます、とネジがあるので、これをメガネレンチかソケットレンチで外します。
多分メガネレンチの方がいいと思う。
固くなっているんで、ソケットレンチではなめる可能性があります。
ネジを外した後、ワイパーアームを右に左に揺らしながら引き抜きます。
これが固い。
めちゃめちゃ固い。
所要時間10分。
最終的に、ドライヤー持参で温めて(ワイパーアームを樹脂製から金属製に交換した時と同様、グリースが固くなっているんだろうと思って)ムリムリ引き抜きました。
リヤドアを開けて、内張剥がしでドア内側に着いているフェルト地のカバーを押さえているピンを外します。
プラスチック製ですが固いので慎重に。
ピンを外してフェルト地のカバーを外すとワイパーの駆動部が出てきます。
まずは電源のカプラを抜きます。
ピンを押さえながら引き抜けばOK。これは楽。
これを車体から外しますが、軍手は必要です。
手を切ります。(私みたいに…。トホー。)
駆動部の、写真で見て上部の金のネジ、左右の銀のネジを少しずつ弛めてはずしますが、これも固い。
力任せにやっているとネジはなめそうだし、反動で指は切るし。
KURE 5-56を吹いて、少しずつやった方がいいっぽいです。
あと、この時期はまずかったかなぁ。
グリースが銀のネジに付着していて、それが寒さで固まっていたっぽい…。
所要時間20分…。
(切った指の治療時間も含む)
ま、なんだかんだいって外したのがこれ。
これを取り外す時に何かひらりと落ちたような気がしましたがこの時点では判らず。
(後述します。)
写真に写っている赤いのは携帯ストラップですので気にしないで下さい。(笑)
蓋の4本の+ネジを外します。
これも固い。
KURE 5-56のお世話になりましょう。
蓋を外すと現れる歯車。(笑)
歯車じゃないな、ギア。
このピンの位置を変えることで、「地面と平行→時計回り110度くらいで垂直より少し右→反時計回り110度くらいで地面と平行」という動きが、「垂直より少し右→反時計回り110度くらいで地面と平行→時計回り110度くらいで垂直より少し右」に変わるわけです。
こういうことをやりはじめた先人達の知恵は素晴らしい。
ギアにささっているピンの上の白いプラスチックの丸いカバーを外し、金属製のピンを引き抜いてムリムリ反対側の穴へ。
プラスチックのカバーを元に戻して終了。
右側のアームは自由に動きますので、それを引っ張る感じかな。
それが済めば全工程終了。
全ての作業を反対側にたどります。
但し、ワイパーアームは最初の印を付けた位置で固定。
あと、フェルト地のカバーは念のためまだつけない。
ワイパーアームを固定した後、起こします。
そして試運転。
アームを起こした状態できちんと動くことを確認してから、窓にアームをおろします。
そしてもう一度試運転。
きちんと動くことを確認。
確認後、車内のフェルト地のカバーをつけます。
というわけで、出来ました。
所要時間は50分。(自分の指の治療時間とかいうロスタイム込み。)
樹脂ワイパーではなく金属製ワイパーにしていたから特にいい感じ♪(自己満足。)
しかし時間かかりすぎですなぁ。
敗因は、最初、軍手をしていなかったことと、この作業は暖かい時期向きだということ。
ってか寒いからグリースもネジも固い固い。
軍手してないから、手を切るし。(結局2回、3+1=4カ所切りました。痛いのなんのって。)
散々。
でも、これで黄砂は積もりづらいでしょう、多分。
ワイパーブレードが長持ちすればそれでいいってわけで。
ワイパーを立てたことによる後方視認性ですが、車内からミラーで後ろを見ると、ワイパーは後部座席のヘッドレストに隠れますんで大丈夫です。
で、後片づけをしていると不思議な物を発見。
駆動部を外した時に落ちた何かはこれだったようです。
多分、ワッシャーですね、これ。
もしくはこれ自体がアームとゴムの間に入って防水になっているか…。うーん。
つけなきゃいかんでしょうね、本当は。
でも、指は痛いし、気力はないし、ということで、今回は見送り。
何かの機会に再び開けてつけるとします。(汗)